写真家・濱谷浩

ことさら写真に詳しいわけではないから
彼の名を知らないでいたとて 不思議ではなかった

それにしても 改めて写真集をひも解くと 

見知っている写真の多さに驚いた

写真を撮るとは どんなことなのか・・・と改めて考えさせられる

カメラという器械を通して 目に映るもの・ことを写し取るのであるが
映し手によってその写される物の深度は 悉く違うのである

撮られていたのは 結局は自らの姿であったかのようである

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく
 

 

 

個展 ギャラリー祥(上越市) 9/16~9/23終了

織部さまざま ・・・ 織部はまさに様々な手法・文様によって編み出された 展開性に主眼をおいた陶器といえる 

無限の展開と変化 その為に何が必要であるかをよく心得ている

和歌 染織 意匠など・・・・・ といった既存の文化に底流する方法論といったものが焼物の世界に写し取られたとき 織部は生まれたと考えられる

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上越展にお越しいただいた皆様 
誠にありがとうございました
今回は 小さいけれども素敵な私設美術館「樹下美術館」さんをお尋ねした折に 小さな見たことのある写真が目に入りました
濱谷浩の「鳥追い」というこの地方で小正月に行われる子供たちの行事を撮ったものでした とても好きな写真家になりました
一点添付しておきます

雪国(冬の高田)

 

香合

臥牛
かわせみ
おかえる
かえる

 

 

 

 

 

軟らかいうちに蓋を被せて
変形させる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

香合に於いてもまた 織部は様々な姿を見せた
抽象的・幾何学的な形から 動物・植物・人物まで
掌中に”軽味”と”かわいい”世界を 展開した

土の塊を 半分に切って作る場合もある