伝統といっても

いつから始めるのか なにを掘り下げるのか どう領域を設定するのか・・・
※民博の会員(といっても季刊誌が送られて来ただけだが)であった1990年代4年間の時期があって そこで日本人の神概念の出自とも云えるアニミズムを捉え直した岩田慶治さんに出会った アニミズムを起点にあるいは領域として考察すれば舞踏も織部も和歌も同じ土壌から生まれた芸能?と云えるのではないか・・・と思う 

現代とは伝統への丁寧な上書きである ともいえる

新規のものに対してのオリジナルという作品に対する判断は 多分に歴史の浅いアメリカのコンプレックスから生まれた基準に過ぎないのではないかと考えている まずは寄って立つその民族なりの持つ考え方の基本をしっかりと身につけることが 後々新しい芽を生むところとなる・・・墓穴を掘ることになるが修行がたり無い自分への戒めでもある