「本記」カテゴリーアーカイブ

赤い表紙

本棚から 赤い表紙の本を拾い出してみた  ambarvalia(西脇順三郎) 慈悲心鳥がばさばさと骨の翼を拡げてくる(土方巽) 動詞Ⅱ(高橋睦郎) 造形思考(パウル・クレー) アントナン・アルトー全集 現代詩手帖1971・8(霊・霊媒) 新漢和辞典(昭和44年刊)  酵母する方向感覚(中村文昭詩集) 心より心に伝ふる花(観世寿夫) 眼球國譚(上原木呂) チベットの死者の書(おおえまさのり) 今昔物語(日本古典文学大系) 生誕の災厄(シオラン) ・・・・・・   少ない)^o^(
赤い本
  どうもwordpressの編集機能が狂っているみたい・・・

「古田織部と徳川家康」 国分義司著

001 002 副題「慶長4年・吉野の花見」とある

僕にとっての織部はもっぱら焼物を通しての人物であったから織部個人の歴史的位置付けなどには疎い

 

国分先生は、自ら茶会記を参照し、古文書をあたり、関係者を訪ねて
織部一族が被った不運の謎を解き明かして行く
・・・・・・
個展の合間にしっかりと読んでみたい
借り物でない織部像が語られているに違いない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

型置師

 型置師 改めてこの名前を知った。・・・好きな響きだ。
どこかで聞いたか読んだかしていそうなものだが、・・・・・実際僕は『型』というのがなぜか好きだ。
この名前、職人尽絵に登場するらしい。

この絵のなかで子供が竿を使って染められた布を掛けているところが良く見れば織部の紋様で使われる「布晒し」そのものではありませんか‼
下の向付の絵柄がそれである。   (出典が分かると…何か勝った気分になる。)                                              
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炎芸術 別冊「陶芸家 150人」 現代日本の精鋭たち

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いまだに陶芸家という意識が希薄なまま ここまで仕事をしてきたけれど 
大きく括れば 「つくる」 ことが好きなだけだったと思う。
焼物においても、不安定で 不確かなものだけは 信じるに値する・・・という考えが想いの基底部にあり そんな調子で続けてきた。 よって立つところは自らの肉体のみと心得たい。