セッコクの花

セッコクの花
セッコクの花

002昨年 熊野の修験者を訪ねた折に、別れ際に近くの樹に張り付いていたセッコクを採って、持っていって育ててみればいい・・・と手渡してくれた。熊野と戸隠では気候が違いすぎるから、上手く育てられるか自信はなかったがこの頃になり花を咲かせた。長生蘭とも呼ばれ薬効もあるようだ。蘭科だからか幾日も花を付けている・・・原始的?な花のせいか他からは感じられない、野生のものだけが持つ生命力の力強さがある。新しい芽も幾か所からも出始めたから、もう大丈夫だろう。

「古田織部と徳川家康」 国分義司著

001 002 副題「慶長4年・吉野の花見」とある

僕にとっての織部はもっぱら焼物を通しての人物であったから織部個人の歴史的位置付けなどには疎い

 

国分先生は、自ら茶会記を参照し、古文書をあたり、関係者を訪ねて
織部一族が被った不運の謎を解き明かして行く
・・・・・・
個展の合間にしっかりと読んでみたい
借り物でない織部像が語られているに違いない