帰省した娘と 蕗の薹を採りに出た
わずかに残った雪のうえで跳ねたり
林の中を走ったりする(;一_一)
幾つになっても 子供っぽい仕草や語り口がある
たぶん 母親ゆずりなのだ と思う
苔胞子 なんて言葉があるなんて知らなかった 土胞子はうちの工房名だから 余計に気になる名だ ・・・・・・・・・・・
苔は胞子で 増えるのか ・・・ こんな身近なものなのに 何も知らなかった
1977年にフジテレビギャラリーから発行されたカレンダー 「ヴォルス箴言集」 瀧口修造訳 より
☆ 悲しい詩
犬には自分の首環が見えない。
☆ 個人的な愛の向う側には
名の無い愛がある。
道(タオ)
宇宙
聖霊
・・・・・・
どのような瞬間にも
どのようなものにも
永遠はある。
☆ 仕事をするときは猫をまねるべし
かれを取り囲む家具のように不動のままでいること
それが目的物を仕留めるのだ。
☆ 見ること、それは眼を閉じること。
☆ 神は人間より蝿のほうを好んでいる
☆ アニミズム的な宗教観念は
正しい。宇宙は大きな機構であり、
聖なる力の鼓動が脈打つ生きた
統一体なのだ。
☆ 人間はいっさいのものを人間の利益を通して見る
これがつまり
物ごとがありのままに解らない理由なのだ。
人間は自然にとっては無用のものだ。自然にとってじぶんがなんの役にも立てないのに
人間はそれを使っている。
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