「句記」カテゴリーアーカイブ

雪間に 遊ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰省した娘と 蕗の薹を採りに出た

わずかに残った雪のうえで跳ねたり

林の中を走ったりする(;一_一)

幾つになっても 子供っぽい仕草や語り口がある

たぶん 母親ゆずりなのだ と思う

苔胞子

苔胞子 なんて言葉があるなんて知らなかった 土胞子はうちの工房名だから 余計に気になる名だ ・・・・・・・・・・・

苔は胞子で 増えるのか ・・・ こんな身近なものなのに 何も知らなかった

苔胞子
苔胞子

土から土へ・・・

 

                       旅から旅へもどる
                                             土から土へもどる
                       この壺をこはせば
                               永劫のかけらとなる
                      旅は流れ去る
                                                                  手を出してくまんとすれば
                                           泡となり夢となる
                      夢に濡れるこの笠の中に
                                                       秋の日のもれる

 

 
旅人かへらず西脇順三郎 
詩集”旅人かへらず”
より

どこまで本気なのか
冗談なのか・・・
ただ この冗談には
えもいわれぬ香気があって 
好きだった

 
          ” 岩石の淋しさ ”

なんて一行もある 淋しさばかりを拾い集めて
もはや ”・・・詩の無いところに 詩がある・・・” 
と これまた外してみせる

つづく

 

ヴォルス

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1977年にフジテレビギャラリーから発行されたカレンダー  「ヴォルス箴言集」 瀧口修造訳 より

☆  悲しい詩
   犬には自分の首環が見えない。

☆  個人的な愛の向う側には
   名の無い愛がある。
   道(タオ)
   宇宙
   聖霊
   ・・・・・・
   どのような瞬間にも
   どのようなものにも
   永遠はある。

☆  仕事をするときは猫をまねるべし
   かれを取り囲む家具のように不動のままでいること
   それが目的物を仕留めるのだ。

☆  見ること、それは眼を閉じること。

☆  神は人間より蝿のほうを好んでいる

☆  アニミズム的な宗教観念は
   正しい。宇宙は大きな機構であり、
   聖なる力の鼓動が脈打つ生きた
   統一体なのだ。 

☆  人間はいっさいのものを人間の利益を通して見る
   これがつまり
   物ごとがありのままに解らない理由なのだ。
   人間は自然にとっては無用のものだ。自然にとってじぶんがなんの役にも立てないのに
   人間はそれを使っている。

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