「器記」カテゴリーアーカイブ

京都に寄れば・・・

法然院の水晶柱を使った庭 立てたり寝かせたりさせてあるが・・・

大阪の個展の帰りに京都に一泊

本当は吹田の民博に寄りたかったのだが生憎の休み

今回は 三十三間堂の近くの京都国立博物館に行ってみた

東博には足繁く通ったが 京博は初めて。 何かな~ 記憶に残るものが無かったな~ そこからバスで銀閣寺あたりまで行き 昼飯を京都らしい小ざっぱりしたお店の2階で鰊丼を食す

腹が充ちたところで哲学の道に出て法然院に寄り 南下 

大豊神社

大好きな大豊神社に詣でる

狛鼠で有名な古刹で今年は鼠年とあって参拝客が後を絶たない

この神社の好きなところは、境内を管理し過ぎないところだ
かといって野放しになっているのではなく 如何にも植物好きのご住職が生えている植物に名前と物によっては謂れを書き示した札を余すところなく付けてある 「うちは神社本庁には組していないので 私がこの神社の生き神様です。」と言われる そういうものなのですかと
思った ぼくの大好きな先生が晩年の病を得てからの何年か 朝の散歩でこの神社を訪れていたから その気配を(想いを)感じに訪れる 狛蛇・狛鷹・狛猿・狛鼠・・・椿の東山を背に 少しアルカイックな空気を漂わせる ここはいいよ

三条の骨董街にある必ず一度はどんな花が生けられているか・・・



それから更に南下して三条の骨董街を一回り 織部の桃山の本歌を観れるし いつ行っても美しく粋に花が活けられているのを見るのは嬉しいものだ

八坂神社前の馴染みの骨董店で油を売って聞けば 「四条通りの古いお店もぽつぽつとなくなってゆき淋しいですね~」 時代の流れとばかりに仕方ないとは言えない・・・

黒織部の釉薬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒織部沓茶碗  作ってから20年ほど経つけれど時々 出してお茶を点てる

この茶碗に使った釉薬は いまでは作ることが出来ない
その頃 地元で使える釉薬の原料を探して 山の林道などを車で走っている時に 真っ黒な肌を晒した斜面の石を採集した 
好都合なことに石と思われた物は 敲くと簡単に砂状に砕けた
((ここがコンクリートを吹き付けてしまい いまでは採集不能に)

一度篩に掛けてからポットミルで擂り
長石と灰を合わせて釉薬とした

出来るときには不思議と導かれるように あっさりといとも簡単に成果がでる・・・・

深い緑懸った漆黒とでもいえるような 艶消しの釉調であった

 朝茶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のんびりと朝を迎える 
気忙しくさせるものは なにもない
・・・・・・
と言いたいが そうも云っていられない

夢と現実の閒に 茶をたてる

「古染写し」という織部を始めてみた

古染付写し赤織部向付

古染写しのナマズの向付を昨年の暮れに旧知のギャラリーに一点あるのを発見して譲ってもらった。作り手を知っていたこともあり、また年末年始何かと重宝しそうな予感も働いた。
織部の向付といえば、縁が切立ちで幾何学的な意匠のものが多いが古染では鳥・馬・魚・・・などの具象的な意匠がほとんどだ。いままでそれほど関心がなかったが、いざ手元において使ってみると、矢庭にむらむらと作ってみたくなった。・・・・・・・・・・面白い。

病みつきになりそう・・・笑

今回は練り込みの赤織部・・・とりあえず暫らくはこれで。
まだ、幾らでもバリエーションの展開が出来る。


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