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はいぶりっと織部

異質なものを掛け合わせて一つのものにする。いい方は色々あるだろうけれど ・・・・。古染付の器の形に織部の絵付けをしていて、そうかこれはハイブリット ということだな~~~と思い至った。桃山頃の作り手たちも同じことをしていたんだ。 大体創作、ものを作りだしてゆくプロセスとは引用のセンス次第で無限の展開が可能な 遊戯の世界みたいなものだ。陶器の素材である、粘土は異素材の形を借用するには、 もってこいの可塑性を有している。ハイブリットということをコンセプトにして 織部の領域を拡げてゆくことも出来るかな・・・・なんて考えた。
ハイブリット

成形に使う内型・外型

石膏による外型

 

 

 

 

 

 

桃山の頃の織部焼には 成形に外型を使った器はいまのところ見たことがない・・・
平向や筒向は、土で作った内型を用いている。

内型というのは、器の形を作り上げる際にある特定の形を土(木や石膏でもいいが)で作り、そこに粘土を被せて形を出してゆく方法です。

それに対して外型は型の内側に粘土を張り付けて、形を出しその後、半乾きの状態になってから内側を削り込んで成形する。

先般古染付の写しを作った折には、当初外型で作ってみたのだがどうも勝手が悪く、結局内型を用いた。本来古染付の向付は、外型での成形であるのだが・・・。

筒向付内型