つりふねそう

 

 

 

 

 

戸隠に移り住んだ30年ほど前、家の周囲はこの花ばかりだった。その頃
に比べれば随分少なくなっている。人が住むことで環境が変わり、そうな
ってゆくのだが、土方巽さんはコンラッド・ローレンツの著書「攻撃」を
指差しながら「植物もね、考えているんだよ・・・僕はずっとそう想っていた
。この本のなかにそのことが書いてある。」と語り始める。つりふねそう
のこの形も「それはねェ、考え尽くした末でしょう・・・」と思いたい。

陶片について&土づくり

 

 

 

 

 

やってしまった。アップしてない「章」があって、今気がついた。
陶片について。  僕の仕事は陶片なくして進まなかった。陶片をジッと見て
いるだけでそこに繋がる・・・作り手の息遣いが聞こえてくる、気がしたものだ。
    「  土づくり」も未完成ですが・・・アップしました。

 

 

ギャラリー正観堂・個展

 

 

 

 

会期 2012 9・27(木)~10・8(月) 
            11.00am~6.00pm    水曜日休廊 
    
会場 京都市東山区新門前西之町211
   075-533-4110

 京都の正観堂さんでの個展です。隔年で6度目の開催ですのでもう12年お世話にな
っています。ギャラリーは骨董店街のなかにあり厳しい眼に晒される緊張感があります。
また、織部についての知識や情報を得ることもできる出会いのあるところ。今度も
どんな出会いが待っていてくれるのか楽しみです。

骨董街散策がてらお越し頂ければ幸いで す。
※28・29・30日在廊します。
(作品集)上段に出品作の画像5点アップしてあります。

出品内容

黒織部   沓茶碗・ぐいのみ
織部黒   沓茶碗・ぐいのみ
瀬戸黒   半筒茶碗・ぐいのみ 
志野織部  ぐいのみ・手塩皿
青織部   ぐいのみ・香合・水滴・徳利・三段重箱・平向付・筒向付・香炉・茶入・燭台・湯呑・酒次
鳴海織部  手付鉢・おあずけ徳利・ぐいのみ
弥七田織部 花入れ・香合・片口・燭台
切紙手織部 水指
絵織部   壺・汲出・かっぷ
織部窯変  花壺・花鉢・水盤
灰釉    長皿

 

戸隠山

 戸隠山雲

 戸隠神社が開かれる前は、そもそも九頭龍神が祭られていた。いまも、もちろん
水の神として奥社左隣に社殿が鎮座する。ときどき龍のすがたのような雲が発生する。