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町の湯治場

一陽館 長野市松代に昔からある湯治場で 建物は昭和初期あたりのようだ・・・しっかり手直しをしながら利用しているというより とりあえず現状維持だけど 手を掛けているわけでもないが かけていないというわけでもない(笑) ・・・というところだが、泉質・建物の雰囲気・湯の効果・関係者?が 絶妙のポジションで調和している湯治場はないように思う・・・思わされてしまう(笑)この縦長の湯船の縁には、温泉のカルシウムが長い年月のあいだに付着して甲羅のように付いている。
休憩部屋
ここの湯は睡魔を誘う  ゆっくり温泉に浸かったあと、この部屋で急激に意識をなくし爆睡するのがいい。
豊富な湯量
湧出している時は透明の湯だが、空気に触れて次第に鉄分の加減で褐色化してゆく。 つづく

露天風呂といえば・・・

漸く個展も終り 一息付くことが出来た ここ半年は気の休まることもなく製作とその他のことに 忙殺されていたから・・・ 兄や母の死というものを考えるともなく考える 死はその個人的な極めて個人的な 体験であり 親子兄妹といえども共有は出来ないものだと考えている せめてものことではあるが その刹那の想いを介助するぐらいのことは出来るのではないかと・・・ そこに看取りの意味がある まだ残雪の残る乳白色の湯治場の外れにある露天に 日がな浸かって死者の想いと共にある暮らしについて つらつら・・・答えはないが確信のあるようなものがいい 

4・13~4・17しぶや黒田陶苑 にて個展  終了しました

DM
毎年この時期に行われる、しぶや黒田陶苑さんでの個展。
陶硯
今回は古染付の器を写してみました。なぜ織部なのに古染付を作るの?と お思いの方もおられるかと思いますが、そのあたりのことは しぶや黒田陶苑のブログなどご覧ください。
織部黒茶碗
あと、外型を使った初めての茶碗も面白く出来ました。 お手にとってご覧ください。
水指
例年より1ヶ月遅い期間でしたが 良い時間を過ごせました。 それにしても20数年前しぶや黒田陶苑さんで個展をしてくださった頃に比べると、渋谷の街が随分と変わり驚くばかりです。駅の大規模な新築工事はもとより、西武デパートが無くなり宮下公園も姿を消した。 明治通りの並木が無くなり代わって植えられた若木がいつのまにか若葉を茂らせ、行き交う人に樹蔭を提供するまでになった。 時の流れは、思っている程遅くない。かといって日々の中で出来ることは僅かだ。 丁寧に足元を照らしながらの仕事は、流れとは無縁の様に渦巻いている。