土岐市に行ってきた。この時期に行くなんて段取りが悪い・・・。原土を干さなければい
けないのに・・。今年はすべからくこの調子であるからいいのだが・・・おまけがあった。
借りたレンタカーの2トン車の左前輪が、早朝暗闇のなか走行中にバースト「破裂」
したのである。・・・ありえん…。
写真はほぼ竹藪化した大平の古窯址。ここには必ず寄る。このなかは時間が止まって
いるようで、落ち着くのだ。そして、しばらく在りし日を偲ぶことでなにかがリセッ
トされる。お守りの陶片を拾う。ぼくのパワースポットなのである。
大概とんぼがえりの買い出しなので慌ただしく帰路につく・・・朝4時に出て帰れば夜10
時を過ぎる。
結局、備え付けの工具だけではボルトがきつくて外せなっかった。ロードサービスを頼
んだ・・・「タイヤ古いっすね・・・こりゃあ」「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
幸い天気が良くて、ギリギリ粘土の天日乾燥が出来た。
干しながら大きな塊を手でひねってバラシたり石を取ったりする作業は
妙に充足感を感じさせる。
大工さんがカンナで削った木の肌をてのひらで撫ぜるのに近い・・・
掌に感覚器官のすべてを集中させている感じ
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