器記 お り べ 2012/09/08 koyama 辻が花染めを思わせる、緑と白の色合い。縞萱です。「おっ おりべ・・・」なんて簡単に思ってしまう。白地に絵付をしたくなるが、無用であることもすぐに悟る。何も足さない何も画かない・・・どこかのCMみたいなシンプルさもいい、これだけで(イキ)である。織部は敢てここで筆を執る、(野暮)への挑戦ともいえる。