ハイブリット織部
異質なものを掛け合わせて一つのものにする。いい方は色々あるだろうけれど
・・・・。古染付の器の形に織部の絵付けをしていて、そうかこれはハイブリット
ということだな~と思い至った。桃山頃の作り手たちも同じことをしていたんだ。
大体創作、ものを作りだしてゆくプロセスとは引用のセンス次第で無限の展開が可能な
遊戯の世界みたいなものだ。陶器の素材である、粘土は異素材の形を借用するには、
もってこいの可塑性を有している。ハイブリットということをコンセプトにして
織部の領域を拡げてゆくことも出来るかな・・・・なんて考えた。