「おしらせ」カテゴリーアーカイブ

 水滴三様

とりあえず 水滴三様。
ネタがないのでまだ焼いてない水滴をだしてみた。
生です。
磁器の土にコバルトで絵付け。染付である。
先日の京都での個展の折に、女性の書家の方が小さな水滴を探しておられたので
作ってみた。
そのときは筒向付の型を使った少し大振りの物はあったのだが
希望に応えられなかった。
こういったものは、作っていて愉しい。
径は4cm前後といったところだろうか。
織部染付とでもしておこうか。

 

 

大窓の「赤」三点

もう秋が終わろうとしているこの時期に、色々な「赤」が発生する。ホウズキ,ダイモンジソウそして
吊るし柿。9月に撮った山芍薬の実が爆ぜたところの赤とも違う。黄瀬戸のようなダンコウバイの葉、
渋紙手のようになった朴の葉。なるほど日本の焼物のテクスチャーは、草木に由来しているものがある、
意図しないまでも。志野の白はなんだろう・・・。瀬戸黒の黒はなんだろう・・・。赤織部の「赤」は、赤松
の樹肌の色だと思っている。

 

 

 

 

 

                                                                       

 

 

陶片について・・・追記

しました。六,七を追加しました。この写真は高さ12,3センチの耳付きの広口の壺。
これもまた、内部が極めてイイカゲンに見える釉ガケでして
何か理由があるのではと勘繰ってしまうのです。
印象派の画家でキャンバスの一部に描き残しの場所がある人がいましたよね・・・
プエブロインディアンの壺の絵の描かないところとか・・・
ただの手抜きかな・・・んー

「考えすぎだよ・・・」

 

個展 終了

正観堂さんでの個展が終了いたしました。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
今回ホームページを使って個展の情報源としてどんなアプローチが出来るかと試行錯誤してみまし
たがお役に立ったでしょうか。また、骨董店の方々に桃山の織部など色々使わせていただき大変
勉強になりました。目指すところは遥か遠くですが、これからも末長く見守っていただければ幸い
です。

             

10/23追記
正観堂さんの常設展のとき年内ぐらいですが、茶碗・酒呑・花鉢など10数点を展示しております。
機会がありましたらご覧ください。