思記 ・・・秋めいてきた 2018/08/16 koyama コメントする 暑い日が続く夏であったが きょうは随分寒く感じる 秋の気配である 長岡での個展を終えた後 窯の手入れや修繕 薪作り 家の周りの片付けなどをして 過ごしていた この時季は草刈りなどもあったが 何よりも今年は 暑さで日中の仕事は頗る停滞していた 山頂の野仏 先日仕事の区切りの良い所で 山に行って来た いつもの飯綱山なのだけれど ・・・ 山はいいよ~ 人っ子ひとりいない山頂で往く雲を眺めた もう すでに 秋である
思記 露天風呂といえば・・・ 2018/04/28 koyama コメントする 漸く個展も終り 一息付くことが出来た ここ半年は気の休まることもなく製作とその他のことに 忙殺されていたから・・・ 兄や母の死というものを考えるともなく考える 死はその個人的な極めて個人的な 体験であり 親子兄妹といえども共有は出来ないものだと考えている せめてものことではあるが その刹那の想いを介助するぐらいのことは出来るのではないかと・・・ そこに看取りの意味がある まだ残雪の残る乳白色の湯治場の外れにある露天に 日がな浸かって死者の想いと共にある暮らしについて つらつら・・・答えはないが確信のあるようなものがいい
思記 2018/01/16 koyama コメントする 夜の間 静かに雪が降っているときには 翌日いそいそと面白い物見たさに 雪の原に出かけてみたりする 枯れ草や枝や 枯れた何かの実の上に 雪がふわりと被っている ただそれだけのことではあるが 不思議に幼心に触れてくるものがある 白さと軽さと儚さと その一瞬の形が人の言葉以前の想いを 宿しているのかと ・・・嬉しくなるのである 日頃の運動不足を解消すべく スノーシューを履いての2時間程度の散歩は 楽しいものである ウサギやキツネ 時にはイノシシあるいは鹿 リスや鳥ということもある 雪の上に残された足跡には 心躍る ・・・なぜなんだろう? 捕まえて食べようなんて思ってもいないのに ウバユリ
本記 赤い表紙 2017/12/26 koyama コメントする 本棚から 赤い表紙の本を拾い出してみた ambarvalia(西脇順三郎) 慈悲心鳥がばさばさと骨の翼を拡げてくる(土方巽) 動詞Ⅱ(高橋睦郎) 造形思考(パウル・クレー) アントナン・アルトー全集 現代詩手帖1971・8(霊・霊媒) 新漢和辞典(昭和44年刊) 酵母する方向感覚(中村文昭詩集) 心より心に伝ふる花(観世寿夫) 眼球國譚(上原木呂) チベットの死者の書(おおえまさのり) 今昔物語(日本古典文学大系) 生誕の災厄(シオラン) ・・・・・・ 少ない)^o^( 赤い本 どうもwordpressの編集機能が狂っているみたい・・・