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個展 京都ギャラリー正観堂11・9~11・21終了m(__)m

k  DM写真面

 

 

 

 

今回のメインは古染付写しの向付ということになるでしょうか
8種類ぐらいの古染付を写してみた

古染付も織部もその製作思想は変わらぬと思うので 
何ら躊躇う事もなく楽しい作業であった

ただ100%の写しかというとそうではなく根本的に違う所がある
それは型の起こしかたで本来の古染めは外型で制作するが
今回は内型での製作とした

形の意匠性や絵付けの展開の仕方は織部と何ら変わりないが
その筆運びや物のデフォルメの仕方はやはり中国的なのである

夫々違う40点ほどの展示

後黄瀬戸織部の手び練り茶碗もカワイイ香合も7.8点
イイ感じに出来た・・・170点ほどの展示になります

紅葉の始まった京都に是非足をお運び下さい<m(__)m>

古染写し弥七田風織部

炎芸術NO132

写真家・濱谷浩

ことさら写真に詳しいわけではないから
彼の名を知らないでいたとて 不思議ではなかった

それにしても 改めて写真集をひも解くと 

見知っている写真の多さに驚いた

写真を撮るとは どんなことなのか・・・と改めて考えさせられる

カメラという器械を通して 目に映るもの・ことを写し取るのであるが
映し手によってその写される物の深度は 悉く違うのである

撮られていたのは 結局は自らの姿であったかのようである

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく
 

 

 

個展 ギャラリー祥(上越市) 9/16~9/23終了

織部さまざま ・・・ 織部はまさに様々な手法・文様によって編み出された 展開性に主眼をおいた陶器といえる 

無限の展開と変化 その為に何が必要であるかをよく心得ている

和歌 染織 意匠など・・・・・ といった既存の文化に底流する方法論といったものが焼物の世界に写し取られたとき 織部は生まれたと考えられる

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上越展にお越しいただいた皆様 
誠にありがとうございました
今回は 小さいけれども素敵な私設美術館「樹下美術館」さんをお尋ねした折に 小さな見たことのある写真が目に入りました
濱谷浩の「鳥追い」というこの地方で小正月に行われる子供たちの行事を撮ったものでした とても好きな写真家になりました
一点添付しておきます

雪国(冬の高田)