戸隠神社奥社「親しみへの奥の手」

戸隠神社奥社の早朝
最近 早朝に散歩をしている 一時間ほど近所をぶらぶらしていたのだが 飽きたらなくなり  車で奥社まで行き 参拝散歩と相成った 宗教的なことには興味はあるのだが 不思議と  信仰に目覚めることがないまま現在に至っているのだけれど 鳥居を潜るというのは宗教とは また違った 身体行為に由来する秘義のようなものではないかと感じている ・・・ ともあれ  片道2キロのうす暗い参道を歩いていると リスや鹿 小鳥が出迎えてくれる それにとてもいい 甘いといえばいいのか ・・・なんとも芳しい薫りが漂っているのである 
朝陽が随神門に懸る
途中 飯綱神社・石仏など丁寧に廻りながら 奥社・九頭龍社を参拝したころに丁度東の空が明るさ を増して陽が昇り始める 復路を後から来た人たちと挨拶を交わしながら樹齢400年の杉並木や周囲 の森に降り注ぐ陽光を眺めながら歩いている 
奥社の石仏
最近気付いたのだが この参道の脇には古い修験道の講堂跡や史跡が藪に隠れてあってついついそちらにも  分け入ってみたりしているのだが 最初の頃は身体がそのような空間に同化出来ずに違和感があったものが 次第に 自身の持つ空間感覚が拡張されて解け込めるようになった・・・気がする 「場」とはそのようなものなのだろう  普段あまり意識することはないが 感覚の解像度を増してゆくことも身体感覚の拡張も「親しみへの奥の手」 なのだ
戸隠西岳と鏡池