最近少し分かってきた ことがある。 ・・・あるいは 変わらない事

浅草六っ区の永井荷風
浅草六っ区の永井荷風

3月の終わり 知人のお店を訪ねて 浅草を歩いた    ぱーと2

もう知遇を得てから四半世紀経っているのにその彼女の存在の有り様は 口のなかで飴玉を転がすように現実的で甘美なものとして記憶されている 全く忘れているわけでもないが さりとて何か繋がりがあるわけでもなく7.8年に一度ぐらいに再会する 川を眺めていたら スイーっと魚が視界に入ってくるみたいに・・・ いまは夫君と浅草でアンティックの店を開いているというから訊けば かつて良く行った西洋料理店の裏手にあった 随分と古い家(かつては料理屋だった)を改装して・・・というよりも余分なものを剥いで使っている その店で扱う品々から受ける大正は不思議な雰囲気をもった時代である ファッションや文学 工芸や建築などにおいてもある種の品を保ったうえで成り立つ カオスを孕んでいるかにみえる ・・・・そうだ宮沢賢治の幻燈の世界のようでもあるのだ  
 最近少し分かり掛けてきたことがあるのだけれど まだ言葉にならない  変わらずにあることを自分のフィルターで発見することなのだが・・・

 

 

 

何かね~ FBもTWも飽きたかも・・・「独り言」

 先日の東京での個展の折 知人の店のある浅草を訪ねた・・・ このごろは、詰らない人間関係に煩わされていて 気が滅入るばかりなので・・・ 改めて仄々とした永井荷風の浅草のねえさんたちとの写真などを見上げると 「あ~ 全てを達観するということだな~(^-^)」 なんて妙に荷風を羨ましく思い始めた。 ・・・ これは 大切な事です。そうだね~ もういい加減 全てをタッカンしても いいのかもね~。

卓袱台返しなんてのも やってみたいな~‼ バカヤロー(エゴイスト)が多くなっていませんか? ・・・・・・・・・( ^^) _U~~どうだろ(笑) 

    独り言です。

                                                                                                                                                              《 この一見不自由そうな 一方通行感が あのFBやTWの他者の反応の速さがもつ薄気味悪さを 救っているともいえるかな。》

浅草六っ区の永井荷風
浅草六っ区の永井荷風

・・・変った事

  昨年から といっても昨年の9月下旬からだからまだ半年足らずのこと ・・・山に登るのが好きになった というよりも 気が付くと山に登りたい衝動に駆られている・・・といったほうがいいだろう 
 山に登るなんて下品・・・((笑) 程度に考えて 戸隠に棲んで35年にもなるが戸隠山にすら登っていなかったから 随分な変わりようである 

 このきっかけになったのは 知人の熊野の修験者を訪ねたことにある
彼に山の歩き方や心得を教えて頂いたし 行者になることはないが法螺貝も作って貰った  山を歩く道すがらに大きな音を出せるものを持っている事は なんとも心強い‼    実際に熊除けや蝮除け?でもあるし 行く先を清め悪い霊気を払う役目もあるという  実際 野生動物も霊も苦手な性格であるし (;一_一) 

 少し遅い時刻に誰もいない山の上に行くと 心身ともに心地いい ・・・ 
 つい数日前にまだ雪の残る山に登った 雪に足元が定まらぬままの登頂だったから ふくらはぎにはいまだ 筋肉痛が残っている

飯綱大明神エンジェル天狗
飯綱大明神エンジェル天狗