仕事柄、筆を使うので絵付けのときだけでなく日々筆に触れていようと、様々なテキスト
のやっかいになった。そのひとつに曾祖父の愛用した妙法蓮華経並開結という
文庫本サイズの本(大正12年刊)があって
それを適当に開いてその頁を筆先を意識して書く
ということをいまでもしている。
漢字にはすべてルビが振ってあるし、旧字体で活字がいい。
内容は書いているうちに分かるかなと思ったが・・・残念なことに・・・である。
書は、須田剋太とか棟方志功・永田耕衣が好きだ。
「禅」を感じるからだ。媚びていない生気がある。
(ゼンが何かはともかく・・・)
上は、「自我偈」の最後のあたり。
下はどこか・・・しら。
これは、岡本可亭の三体千字文
これは、昭和初期の謡曲の本。書きながら能の勉強もできる。
鞍馬天狗、弱法師、巻絹、烏帽子折、井筒など
これは、井上有一の顔真卿の臨書(意臨)