「思記」カテゴリーアーカイブ

キイトトンボとカネチョロ

001 002

 

 

 

 

 

 

 

キイトトンボと
カネチョロ・・・

きのう狭い庭を物色していたところ見慣れぬ色の飛行体を発見した。黄色いマッチ棒がホバリングするようにして飛翔していた。その飛び方が、かつて他に見たことがないほど
優雅である種の品さえ感じさせるものだった。

もしも妖精を見ることが出来るならば
きっとこんな飛翔をしているのでは・・・
と一瞬おもった。

 

カネチョロ・・・地方によってさまざまな呼称があるけれど
僕が育ったところでは、そう呼んだ。

栃の葉影で、のんびり背を伸ばしている
案外、仙人が姿を変えて
昼寝でもしていたのかと思わせるほど
屈託のない姿に
ちょっと羨ましくなった。

どちらも人間よりも、遥かにはるかに
賢いものに
映る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「古田織部と徳川家康」 国分義司著

001 002 副題「慶長4年・吉野の花見」とある

僕にとっての織部はもっぱら焼物を通しての人物であったから織部個人の歴史的位置付けなどには疎い

 

国分先生は、自ら茶会記を参照し、古文書をあたり、関係者を訪ねて
織部一族が被った不運の謎を解き明かして行く
・・・・・・
個展の合間にしっかりと読んでみたい
借り物でない織部像が語られているに違いない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・変った事

  昨年から といっても昨年の9月下旬からだからまだ半年足らずのこと ・・・山に登るのが好きになった というよりも 気が付くと山に登りたい衝動に駆られている・・・といったほうがいいだろう 
 山に登るなんて下品・・・((笑) 程度に考えて 戸隠に棲んで35年にもなるが戸隠山にすら登っていなかったから 随分な変わりようである 

 このきっかけになったのは 知人の熊野の修験者を訪ねたことにある
彼に山の歩き方や心得を教えて頂いたし 行者になることはないが法螺貝も作って貰った  山を歩く道すがらに大きな音を出せるものを持っている事は なんとも心強い‼    実際に熊除けや蝮除け?でもあるし 行く先を清め悪い霊気を払う役目もあるという  実際 野生動物も霊も苦手な性格であるし (;一_一) 

 少し遅い時刻に誰もいない山の上に行くと 心身ともに心地いい ・・・ 
 つい数日前にまだ雪の残る山に登った 雪に足元が定まらぬままの登頂だったから ふくらはぎにはいまだ 筋肉痛が残っている

飯綱大明神エンジェル天狗
飯綱大明神エンジェル天狗

新年あけましておめでとうございます

017

宝光社の200段の階段は結構キツイ‼
宝光社の200段の階段は結構キツイ‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初詣は善光寺に行く 
大晦日から一夜明けると雪が10㎝ほど積っていた まだ夜明け前とあって人影は少ないものの 初日の出を境内で見ようとする人達が集まっている場所がある びんずる尊者の体に触れようとするひとの列もすでに長い列を作っていた  
その後 地元の戸隠の宝光社に詣でる
昨年は色々なことがあった年でひとつひとつのことが思い出深い 様々な人との出会いも不思議なめぐり合わせとでもいったらいいのか
特別大きな節目の年であったようです

フェイスブックの他に ツイッターもやっておりますが どちらかというと ツイッターのほうが好きかも知れません 興味のあるジャンルに特化した情報が自分も気が付かなかった関心を呼び覚ましてくれたりするから 物を作る上でこういった思いがけない出会いというものが大切だと想っています

このところの世の中の動きのせいでしょうか  需要への臨機応変な対応というものが求められているようにも感じますが やはり古典を踏まえた仕事に対する理解が深まってきてくれたのかと思っています。

ともあれ 今年も宜しくお願い申し上げます。