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国立民族学博物館を訪ねる

046いまから20数年前になるけれど 民博の会員に3年ほどなっていた時期があった その頃の季刊誌”民族学”の月刊”みんぱく”も 頗る面白かった 民博に集まる研究者も才能と情熱を兼ね備え 世界の隅々を歩きまわり資料としての写真や映像そしてレポートも こちらの好奇心を満足させるに十分であった その中でであったのが”アニミズム”とその提唱者であった 岩田慶治さんだった ・・・京都での個展がある度に 行きたいなと想いつつ なかなか行くことが叶わなかったところだけに 今回 訪ねることが出来たのは本当に こう云っては何だが 昔の恋人に会うような興奮があったのだ・・・ ほぼ一日いたがそれでも全く足らぬほどだった    
世界の民族 そして 日本人の暮しに息づいている形 意匠 言葉 あるいは音楽 踊り のすべてが意味(念い)という繊維で繋がり 美しい織物となって多次元的な宇宙を形成している  ことに呪術的な世界が描き出したものには 現代人が捨てて来てしまった精神の豊穣な世界が垣間見れて それだけで至福な感情に包まれるのであった ・・・ このアニミズムとシャーマニズムには 復権を果たして欲しいものだ 
 経済という悪魔の甘言にそそのかされてばかりでは 人類の行く末は悲しい結末を見るに違いない
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家庭画報さんに・・・

086 今 発売中の家庭画報さんに 京都の骨董屋さん”てっさい堂”の御主人.貴道裕子さんのコーディネイトのなかにこの夏御子息の方から御注文いただいた織部尺皿を取り入れていただきました   個展では織部の意匠性に重きを置いたものが多いので こういったシンプルなものを作る機会が少なかったのですが 意外や好評で驚いています やはりお客様の要望をしっかりと捉えているからこその依頼であったのかと 得心いたしました

お近くの書店などで ご覧いただければ幸いです

ギャルリー正観堂(京都)さん 個展終了です

0182015年11月13日(金)~23日(月・祭)
11:00AM~6:00PM

ギャルリー正観堂 
京都市東山区新門前通花見小路西入一筋目上ル西之町211-3
075-533-4110
小山は13日・14日・15日に在廊いたします。

口上書き          

「魂に従って生きるならば 偶然はない・・・」と 聞いたことがある 振り返ってみると ささやかだがすべては仕組まれていたようにみえなくもない 予想し得たことは何一つないけれど 気のせいか いい出会いがいつも待っていてくれた・・・

 

☆正観堂さんでの個展 無事終了いたしました。お出で頂いた皆様 ありがとうございました。 今回は時間をとって民博や佐川美術館に寄ったりと愉しみの多い旅でした。 
正観堂さんでは 引き続き大小60点ほどを展示いただけるようです。お近くを通られる際には ご覧いただければ幸いです。