「おしらせ」カテゴリーアーカイブ

10/15~10/22銀座Pond Galleryさんでの織部向付展終了いたしました。

 昨年につづきPondGalleryさんで織部向付展を行っています。

今回も料理人の方向けに総織部の向付を多めに展示しております。

1}器の汎用性の高いものとして、緑一色の織部{総織部}を用意致しました。用意した形の他の型でも製作可能です。

2}絵柄でも、季節感の無い幾何学紋のものが比較的今の料理屋さんには喜ばれます。ご希望の絵柄があれば対応させて頂きます。

3}無地の赤織部もお料理の映える器として、選んで頂ける事が多くあります。

4}今回は、見込みに浅く丸とか四角の凹みを施してあるのですが、そこをもう少し広くして欲しいという注文がありました。そこに、ソースを薄く張りたいということで、そこは実際に使われる方の感覚なので、調整したいと思います。

5}使い手の方の意見を多く窺えることは、器の形を決定させる上で大きな要素となり、改めてそのことを確認致し
ました。

6] 15日のみの在廊でしたが、器に対してのご要望などがありましたらお申し付けください。可能な限りとなりますが対応致したいと思います。


小山拝

4/7~4/11しぶや黒田陶苑さんで個展・・・終了

今年は雪が少なくて春の来るのが一ヶ月ほど早い感じがします。
黒田さんでの初めての個展から30年になりますから、年月の流れに驚いています。今回は漠然と桃山の「写し」を作ってみたいと思っていました。
「写し」といっても書道では、形臨意琳背臨さらには倣書といって臨書といっても様々な段階があります。焼き物にもそのような模倣の歴史がありました。上手くなればなるほどそれが「まがい物」として闇市場に流れてゆく運命が待ち構えていて、それも必ずしも否定的にとられない大らかな社会もあったのだと思います。作り手にとっては腕自慢にもなったのです。
それに先立ち、産業としての陶器は中国からの瓶など実用の器を写して作ることでもありました。韓国からの職人や焼成技術の移入、ベトナムやタイなど東南アジアからの器や人や築窯技術の移入もあり、まるでモザイクのようになっているのが文化と称されるものの実態だと思います。そのような状況が背景にあって、織部を見るとまた見え方が違うのではないでしょうか。
 個展の準備を始めた頃に思い描いた事はそれほど簡単にはいかなくて、継続的に製作途上の想いの中で熟成させて行けばいいと考えています。

今回はいつになく新旧の作品を織り交ぜた展示になりました。
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とりあえず 個展のお知らせでした。

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展示会無事に終わりました。いつになく不安を抱えたスタートでしたがお店のスタッフのかたやお客様に支えられて充実した展覧会となりました。お目にかかれた皆様誠に有り難うございました。また、気に掛けてくださった皆様方誠にありがとうございました。

京都ギャラリー正観堂さんで  11/12~21個展



一昨年は、コロナ禍での開催でしたので在廊は、控えましたが、
(12,13,19、20、21日)は在廊いたします。

京都での個展は、いつも少しドキドキする。市中徘徊というか・・・何かに出会う楽しみがある。ただひたすら歩くだけでも、何かしら発見がある。
今度は、何があるのかとそわそわしている。

 織部十二面体水指

 

 

 

 

黄瀬戸茶碗