なんでも・・・という事でもないが年が明けて、ふと脳裏に浮かんだ言葉が
・・・「つくも神」・・・
擬人化された動物や、巨大化した樹木や巨石 、長いこと使われた道具の類
までが人智の及ばぬモノやコトとして・・・
不思議な力を宿すカミとなった。
神の野生種といってもいいか。
ぼくの窯の周囲にもお不動さんや観音様のお札のほかに
火の用心の札やなぜかシバ神、そして
子供たちが作った
カミがいる。
「我 想うところに…カミあり」 か
「思記」カテゴリーアーカイブ
「東北」
東北震災のための鎮魂歌。CDでは、おおたか静流が歌い梅津和時がサックスを吹いている.
松本のライブハウスで、仙台出身の梅津の声で初めて聞いた。
とても心に沁みる良い歌だった。
東北/TOHOKU
風の歌ささやいて 名もない野花と遊ぶ
空を分け 真っすぐに 山々は美しく
木漏れ日を浴びながら 日長 野を駆けめぐる
雨あがり飛び込んだ 母の胸は優しく
思い出すふるさと
懐かしい あの笑い声
待ちわびた春に
聞こえてくる 君の歌が
夕暮れの帰り道 並んで投げた石ころ
会いたくて 会いたくて 名前を呼び続ける
・・・
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=lpDfjsQo4PU
♪月がとっても青いから~
書 記
仕事柄、筆を使うので絵付けのときだけでなく日々筆に触れていようと、様々なテキスト
のやっかいになった。そのひとつに曾祖父の愛用した妙法蓮華経並開結という
文庫本サイズの本(大正12年刊)があって
それを適当に開いてその頁を筆先を意識して書く
ということをいまでもしている。
漢字にはすべてルビが振ってあるし、旧字体で活字がいい。
内容は書いているうちに分かるかなと思ったが・・・残念なことに・・・である。
書は、須田剋太とか棟方志功・永田耕衣が好きだ。
「禅」を感じるからだ。媚びていない生気がある。
(ゼンが何かはともかく・・・)
上は、「自我偈」の最後のあたり。
下はどこか・・・しら。
これは、岡本可亭の三体千字文
これは、昭和初期の謡曲の本。書きながら能の勉強もできる。
鞍馬天狗、弱法師、巻絹、烏帽子折、井筒など
これは、井上有一の顔真卿の臨書(意臨)