「あのと記」カテゴリーアーカイブ

立礼席のお手前

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ワビ・サビ・カワイイ展の会場で、立礼でお茶を召し上がっていただいた。
全て自作の織部焼でと考えていたのですが、並べてみると流石に”野暮”・・・ということになり、棗は漆器に、建水は銅器になった。背後には大きな一枚ガラスを挟み、孟宗竹を配した坪庭に手水鉢が据えてあります。

お手前は、画廊のご主人が美しい所作でやってくださった。生意気ですが、お人柄なのだと思うけれど、これ見よがしな所もなく自然体で、多分ご自分の気配を消されているのではないかと思われるほど道具に寄り添った、素敵な姿でした。

・・・こういうのを、「作り手冥利に尽きる・・・」とでもいうにかな~満足(*^^)v

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夫婦の樹

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庭先に30年ほど前に植えた辛夷の樹がある 植えた時には50㌢足らずだったように記憶する 大きくはなったが10年15年と待てど暮らせど花が咲かなかったので 如何してなのかね~ などと心配になっていた このあたりは辛夷の樹はどこにでもありそれほど大きくなくても花を付けているところを見るにつけ その理由を探したものだ そんなとき京都で修業した友人の庭師と縁側で茶飲み話をしていた折に “あの辛夷まだ花を付けないけれど 2本立っているじゃない 片方を切ったらどうかね~”などと思い付きの言葉が口を吐いて出た “それは止めておいた方がいい あれは夫婦(めおと)になっているだろう・・・” それから数年して20ヶほど花を付け それ以来毎年咲くようになったが 根を同じくして2本立ちの樹を見るたびに “夫婦の樹” と何より先に思うのである・・・ 
それにしても花咲くまでに20年は 長すぎるだろう~ 辛夷くん
(写真上)

 

家の西にも同じ頃に植えた朴の樹があり 昨年ひとつ花を付けた・・・
これも“夫婦の樹”である
(写真下)

 

富山の街

手作り靴屋さん
手作り靴屋さん
日本海に向かい建つ神社の狛犬
日本海に向かい建つ神社の狛犬

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ホタルイカを食べたい・・・というので、昨年に続き富山にドライブ。朝6時発の予定が7時となる。ま~いつものことではあるが、雪が降っていたせいでもある。この時期のものだからいずれ霙か雨になることだろうし、晴れ女がいるから大丈夫と、出かけた。2度目ともなると少し余裕をもって、この街の面白さが垣間みれた。ここは、製薬とそれを全国に売りに歩く人々や漁業そして屋敷森の家などがその豊かな暮らしぶりを伺わせる。そんな街のせいなのか・・・他の街とはやはり何か違った趣がある。どこかしら“作りが大きくゆったりしている”。

つづく