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個展 ギャラリー祥(上越市) 9/16~9/23終了

織部さまざま ・・・ 織部はまさに様々な手法・文様によって編み出された 展開性に主眼をおいた陶器といえる 

無限の展開と変化 その為に何が必要であるかをよく心得ている

和歌 染織 意匠など・・・・・ といった既存の文化に底流する方法論といったものが焼物の世界に写し取られたとき 織部は生まれたと考えられる

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上越展にお越しいただいた皆様 
誠にありがとうございました
今回は 小さいけれども素敵な私設美術館「樹下美術館」さんをお尋ねした折に 小さな見たことのある写真が目に入りました
濱谷浩の「鳥追い」というこの地方で小正月に行われる子供たちの行事を撮ったものでした とても好きな写真家になりました
一点添付しておきます

雪国(冬の高田)

 

香合

臥牛
かわせみ
おかえる
かえる

 

 

 

 

 

軟らかいうちに蓋を被せて
変形させる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

香合に於いてもまた 織部は様々な姿を見せた
抽象的・幾何学的な形から 動物・植物・人物まで
掌中に”軽味”と”かわいい”世界を 展開した

土の塊を 半分に切って作る場合もある

 

 

緒方真太郎回顧展 のごあんない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緒方真太郎回顧展
2017・5/30~6/4 10:00~19:00
アートガーデンかわさき(JR川崎駅東口より徒歩3分)
リバークビル3F
問い合わせ;真プロジェクト09043927136

1949年7月熊本に生まれる 18歳で上京 1970年代前半に長野市の朝倉征男(余談ですが舞踏家の玉野さんの弟子だった真理ちゃんも数年ここにいた)のもとに寄寓しながら全国を旅する その後与論島に落ち着く ここで火事に遭遇し全身に火傷を負う 熊本で数年療養後 川崎に移り絵画の制作を本格的に始める 2016年亡くなる

僕とは義理の兄弟の関係でした 火傷で引き攣った皮膚が労働を拒んだため 静かにアパートのなかでの絵画制作に没入する日々でした 「食事はそれほど摂らなくていいの お米はお酒で摂るから・・・ふふふっ」 といってもアル中の様な事は無く 静かにトム・ウェイツなど歌いながら 美味そうに飲んでいたことを想い出します 六畳二間の部屋は塵ひとつ無く整って僅かな本とCDとベットと描きかけの作品が品良く置かれてあるばかりで 日頃の暮らしぶりがどんなであるかが忍ばれた 公募展に数度出品して賞などをとったことがあり 「審査員の河北倫明氏に随分褒められたよ~ 賞金が欲しかっただけだけど・・・」なんてこともあったらしい 生活保護を受けていたこともあり個展などは行わなかったが友人の元に所蔵されている作品と 亡くなった後 押し入れに保管されていた丹念に描きこまれた作品が開陳されます

 画集も刊行されるようです ご興味のある方は是非お出かけ頂き 作品にふれて頂ければとご案内申し上げます